着物は日本の伝統的な衣装であり、やっぱり憧れますよね。
もしかしたら全くの着物初心者じゃなく、昔着付けを習ったことがあり、実はいくつか着物を持っている、着物ブランクさんもいるかもしれません。
始めるにはいくつかの基本的なポイントがあります。着物初心者におすすめの着物について詳しく説明します。
着物の種類を知ろう
まず最初に、着物の種類について理解することが重要です。
着物は留袖、振袖、訪問着、色無地など、さまざまな種類があります。留袖は結婚式や成人式などの正式な場で着用され、振袖は若い女性が成人式で着るものです。訪問着は留袖よりも少しカジュアルで、お茶会や観劇などで着用されます。色無地はシンプルな柄や模様のない着物で、幅広い場面で着ることができます。
ということで、
- 留袖
- 振袖
- 訪問着
- 色無地
はやめましょう。
初めての着物選びでは、色無地や訪問着「以外」がおすすめです。
普段着に訪問着を着ていたらビビります。
たとえばこれは留袖。結婚式のときの新郎新婦の母親だけ着る、というのが今の定番です。
「留袖の会」というのがあるそうで、みんなで集まって出番の少ない留袖を素敵に着て街を歩くそうです。
うらやましい。やりたい。
けど普段は1人でこれを着て歩くのはやめましょう。
着物の素材を知ろう
次に、素材を考慮することも大切です。
着物の素材には絹、ポリエステル、ウールなどがあります。絹は高級感があり、光沢がありますが、慎重なお手入れが必要です。ポリエステルは手入れが簡単でリーズナブルな価格帯が魅力ですが、絹に比べて少し光沢が控えめです。ウールは寒い季節に適しており、暖かみがあります。初めての着物には、お手入れが比較的容易で、通気性がありつつも上品な印象を与えるポリエステル製のものがおすすめです。
…検索したらこんなオススメが出てきたんですが、個人的にはポリエステルもすすめません。
「絹に比べて少し光沢が控えめ」とありますが、普段の着物に光沢は必要ないです。
普段、そんなに好んでサテンの洋服着ますか?着ませんよね。だから必要なし。
サイズを選ぼう
サイズも着物選びで重要なポイントです。
着物は一般的にフリーサイズではなく、身丈や袖丈、身幅などが決まっています。なので、初心者はこれを自分ではかることが出来ません。
初めての着物は、身丈だけを見ていいです。
一般には、身長プラスマイナス5cmの身丈の着物であれば着付けに苦労せずに着られます。
また、着物には
- 帯
- 帯締め
- 帯揚げ
- 草履
- その他着付け小物
など必要なものがたくさんありますが、買う前に調べて考えましょう。
着付けの道具一式を全部使って着物を着ている記事・動画があるか?
ただ買っただけじゃだめです。使い方がちゃんと載っているのを確認しましょう。何に使うのかわからないままだと、
結局出さない→着物がうまく着れない→またタンスの中
という悪循環になってしまいます。
着付けの方法を学ぼう
最後に、着付けの方法を学ぶことが重要です。
着物は正しい着付けが必要ですが、初めての方は難しいかもしれません。しかし、最初からすべてを覚える必要はありません。基本的な着付けのポイントを覚え、段階的に慣れていくことが大切です。地元の着付け教室やオンラインの動画などを利用して基礎を学ぶことができます。
きもの屋さんも最近は、イベントのときに無料で着つけてくれたり、着物買わなくてもいいよと言ってくれるところが増えています。
目が肥えてないけどとっても素敵!といって帯揚げなんかを買うのもいいですが、着付け教室に通う間にいろんな着物を見て、触らせてもらうのが一番です。
着物を見る目を肥やすには
個人的にはきもの検定の教科書がおすすめ。
着物雑誌も素敵なんですが、そもそものことは載ってません。日本各地で作られる反物の名前(「米沢織」とか)を一覧で知っておくと、失敗しないし、自分の好みをみつける近道です。
そこから最近の着物ブランドを見ていくと、
あれ、案外悪くないぞ
ということも分かってきます。すごいですよ最近の着物たちは。
そうやって普段の着物を見つけていってください。
「メルカリで安かったから」
「汎用性があるって言われたから」
「伝統的なものに共感したから」
というやつは、買った時には満足しますが、結局タンスにしまい込んでしまうので。
なんでも大丈夫なので、LINEで相談くださいね。
すごーく敷居の低い公式アカウントつくってます。