骨格ウェーブこそ二部式襦袢にしたほうが良い理由

骨格ウェーブこそ二部式襦袢にしたほうが良い理由

こんにちは。夫と娘からそれぞれコロナと胃腸炎をもらった&ENAMEL店主アユカワです。早く美味しい固形のご飯が食べたい。

 

さて、長襦袢なんて何でも好きなものを選んで着たらよいのでは、と思っていたのですが、最近着ていて気づいたことに

 

骨格ウェーブみたいな人間は二部式の方が良いのでは?

と思ったのです。

 

二部式襦袢って上下に分かれてるやつです。

お母さまなどから、「もし着物着たいならうちにいろいろあるから自分で揃えなくてもいいのよっ!」とか言われている方は、なかなか最初から出会えないです。そういうしっかりしたお母さまがいらっしゃると、ちゃんとした正絹(しょうけん)の長襦袢を用意してくださるはずなので。

なので持ってない方は探しましょう。

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二部式襦袢は裾よけを「折り返せる」

気づいちゃった最大のおすすめポイントがこれです。

襦袢の下半身部分を「裾よけ」ともいうのですが、着物(長着)と同様に、裾つぼまりになるように、つまり腰から足先にかけて細くなっていくように着付けます。

そうすると、裾よけの紐は真横じゃなくてナナメ上の方向に引っ張るわけです。

で、このまま一巻きして結ぶのですが、ここで、

折り返す

 

単純にメリットもあるが、ウェーブは特に恩恵を受けます。

  • 動いているうちにズレて裾つぼまりがなくなるのを防ぐ
  • ただでさえ下半身がモタモタしているウェーブの腰の位置をしっかり(しかし柔らかく)固定する
  • 折り返した分に布の厚みが出るが、そこがちょうど腰のくびれ位置にくるので補正の効果が出る

↑これだ。この3番目が特に良い。

 

逆にいえば、上下が分かれていない絹の長襦袢は、腰のあたりが細くなってしまうのでクチャクチャクチャとなって、せっかくの上等な長襦袢のポテンシャルを発揮させてあげられないのです。

 

 

衿の抜き具合と前合わせの開き具合を自由にできる

ウェーブは上半身にボリュームがないのでいろいろ工夫しますよね。

特に衿の抜き具合、前合わせの開き具合。

 

急に下手な絵が出てきて申し訳ないが、言いたいことは伝わると信じてます。

 

前合わせは、店主は茶道のお稽古のような真面目なときと、夫とのデートみたいなときではどれくらい出すかを変えます。

これ、普通の長襦袢だとやりにくいです。裾の長さが変わってしまうから。

でも二部式だと影響がないことに気づいたんです。

お稽古のときは、少し体の前に落とすように。

デートのときは、後ろに後ろに、首の後ろが広く開くように加減します。

 

固定は補正ベルトに金具がついたものと、シャーリングベルトを一本使います。

 

というわけで、この体型の欠点になりそうなところをカバーしつつ大いに遊べる二部式襦袢の話でした。

本当におすすめです。


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