こんにちは!
娘から風邪をもらうとなぜ娘よりひどくなるの…
咳止めはウェルシアのPB商品以外効きません、&ENAMEL店主のアユカワです。
長じゅばんと着物の襟あわせには何を使っていますか?
試行錯誤するとき店主は一番苦労した、襦袢の襟の固定。
長襦袢を汗だくで着終えて、着物の着付けに入って夢中になって着ていると、帯を巻き始めるときにはもう詰まっている襟。色気のかけらもなくなっています。ご経験ありませんか。
店主のやり方は、
道具を駆使する
です。
①襦袢の下(下着)に仕込む
戦いは下着の時点で始まっています。
店主はユニクロのタンクトップの上に金具付きの胸当てを一本巻きます。
これが春~秋までです。
真冬はさすがにこれでは寒いので、もう一枚肌着を着こみます。
もっと寒いときはタンクトップと肌着のあいだにヒートテックを着ます。
そして、この上に襦袢を着て衿の位置を調整したら、
襦袢の中から胸当ての金具を
引っ張り出して衿をとめます。
これの位置は自分で調整しましょう。何度か着ていると引っ張られすぎず苦しくない、しかしずれない位置がわかってきます。
自分の着方ですから、人それぞれ位置が違います。また鏡の前で着てみてOKでも、一日外を歩いて帰ってきたときに衿がどうなっているかも気にしましょう。動かなければずれないのは当たり前。それで良いのは撮影のモデルさんだけです。私たちは着て、歩いたり座ったりします。
②シャーリングベルト金具付き
襦袢を金具で固定したら、シャーリングベルトを巻きます。
金具付きの方を使います。
金具の位置がシャーリング幅の真ん中より少しずれていてGOOD。
店主は金具が下の方にくるようにします。お好みで。
胸の高い位置に巻いて衿がずれないようにしますが、胸の大きい方は難しいと思うのでバストトップの下から巻くのがいいです。
そして着物(長着)を着ます。
また、着物の中から
金具を引っ張り出して
パッチンととめます。
③シャーリングベルト(金具なし)で着物を固定
着物の上からシャーリングベルトを巻きます。
さっき金具付きのものは胸の高い位置にしましたが、こちらは帯の位置で締めます。
位置が高すぎると帯からピンク色が見えてしまうで気を付けましょう。
最後のこれは、きつくなるからやりたくないと思う人もいるかもしれません。お好みで。
でも気休めに腰ひもを結ぶよりはこっちの方が良いと思います。腰ひもだと結局締めすぎて苦しくなるので。
④シャーリングベルトの良いところ
- よく伸びる
- 切って端を縫えば長さを短くできる(デフォルトは結構長いです)
- 体の正面の部分はシャーリングしてない
⑤コーリンベルトはちょっと細い
これが店主の感想です。しばらく使っていたし、親から着付け道具一式もらったときにも入っていた超メジャー着付け小物ですが、シャーリングベルトの方が使い勝手良くて乗り換えました。
もちろん否定する気は
全くありません!
やっぱりこっちが好きという方もたくさんいると思います。
バラバラの着付け道具を使っているんだなということがお判りいただけたんじゃないでしょうか。
お洋服では道具を使って悩みを解決するなんてありませんから(ブラジャーくらいかな)困りますよね、よければご参考に。
着物、着ていきましょう!