こんにちは!
2017年から着物を着始めて今では15分で着物を着られるようになった&ENAMEL店主アユカワです。
最初は2時間半かかって泣きながら着ました。友人との待ち合わせにもう間に合わないのに、まだ長襦袢までしか着てないって泣いて着物を脱ぎすて洋服で行ったこともあります。
この間妊娠出産もあったので毎日着物です!というわけではなかったのですが、
だいたい5年経ったくらいで自分の迷わない、気に入った着付けが15分でできるようになりました。
上手に着ると早く着られるようになります。
そのために気に留めておくことを書きます。
①着る前に全部重ねて置いておく
これは着物の先生である外交官の奥様から教えてもらいました。
着物を着るときはとにかく探さない。全部そろえて気合いを入れて一気に着る。何より準備が大切。何にでも当てはまる至言だと思います。
こんな感じです。見にくいかもしれませんすみませんが、これも奥様からもらったペーパーの写しです。ほんの少しだけ自分好みに変えています。
最初のうちはこれとにらめっこしながら重ねてました。
次に何を着るのか、結ぶのかがよく分かってない初期は「あれ?紐がない!」とかいう些細なことでパニックになります。それを予防するのにも大事。
②肌着〜長襦袢まで着る練習する
着物と帯はおいといて、長襦袢までを自分がしっくりくるまで練習するといいです。
肌着は自分のサイズに合っているか?
むれてかぶれないか?裾よけはスカート形がいいかズボン形がいいか?
自分は補正をした方がいいのか?
すると長襦袢が安定するか?暑すぎて汗をかいてしまうか?紐が増えても苦しくないか?
長襦袢はずれずに着られるか?
背中心(背中の縫い線)が真っ直ぐになるように着られるか?衿をぬくときどれくらいの力で引っ張れば良いか?衣紋抜き(えもんぬき)を引っ張るか?長襦袢そのものを引っ張る方がうまくいくか?
土台が整うとその上に着るものも安定します。これもいろんなところで言われるし、納得してもらえると思ってます。
③帯締めを練習する
お太鼓むすびにするときなどは、究極、帯締め一本で帯を固定しています。
だから緩まないように締めるのがすごく大事です。
ここでモタモタしていると帯が緩んできてシワがよったり、せっかく決まったお太鼓のタレが落ちてきたりしてやり直し…という事態になります。
帯結ばない帯結びとかも帯締めをどう結ぶかって大事です。
焦らず手早くできるように先に練習しておくといいです。
ここで3点出しましたが、結局、
「後戻りしない、やり直ししない」
という観点です。
ひとつずつ順番に、確実に進めていけば必ず着られます。どこかをないがしろにすると結局、紐をほどいてやり直して…となって時間をとります。
そうならないようにというコツでした。
なんかうまくいかないなって方はLINEからぜひ聞いてくださいね。
いつでもお待ちしてます。