こんにちは!
ユニクロにキャミソールを買いに行ったらヒートテックとエアリズムのどっちかしかなくて途方に暮れた店主アユカワです。普通のでいいのよ。
着物の防寒対策としてヒートテックはありかなしか、です。
店主の結論を先に言うと「大いにあり」ですが、これには前提があります。
振袖とかでなく、普段着着物であること。
振袖屋さんの記事をみるとヒートテックは暑すぎるし見えるし、と言っていますが、それは振袖が格式高く、着物も帯も厚くて、着付けの際に綿を仕込んだりするからです。そりゃ暑いです。
普段着としての着物ならむしろ積極的に取り入れましょう。和装用のものは高機能ですがそのために買わなくてもいいです。
インナーでの防寒は8割を目指す
着物は体の中心部に布地がたくさん集まるので、思った以上に暖かくなります。
インナーで暖めたいのは背中、脇、腕と脚。
これをヒートテックで暖めます。
注意点は二つあります。
①ひとつレベルを下げる
もし、洋服なら今日は「極暖」だな、と思うなら、ひとつ薄い普通のヒートテックを。あたためすぎを防ぎます。
②見えちゃうとやっぱりカッコ悪い
黒より肌色の方がいいですし、袖や裾から見えて変だなって思ったら肘と膝が隠れるくらいまで折り返します。
肘と膝にスキマ風が入ると寒いです。だから肘とヒザは隠す。
インナーでの暖めすぎは、脱げないので気をつけます。そして残り2割をアウターで防寒します。
アウターでの防寒は3つの首を暖める
羽織やショールはお好みで選んでもらうとして、寒さには首、手首、足首を暖めます。
ちなみに4つめの首と言われるくびれ(おなか)がしつこいくらいに暖められているので、多少寒くても大丈夫なのはこのため。
首はストールで。
ぐるぐる巻きにすると成人式みたいになるので柔らかい布地のものをふんわり巻きたい。
手首はアームフォーマーで。
肘もカバーする手袋などもありますが、携帯が反応しないこともあるので指先だけは開いてる方がイラッとしないです。
足首はおしゃれポイント
あったか足袋かわいいので探しましょう。
あとは冬だけの特権でブーツも大いにありです。このときは着物を短めに着ます。
ヒートテックで注意するのは汗
ヒートテックは人がかいた汗の水分を利用して発熱させる仕組みなので、一度汗をかくとどんどん暑くなっていきます。
着物や長襦袢に汗がついてそのまま仕舞うと汗ジミが残るので予防したいところ。
店主は冬は、
パット付きタンクトップ
↓
ヒートテック
↓
肌襦袢
↓
長襦袢
↓
着物
の順で着ます。
肌襦袢はTシャツみたいな形のもので、少し厚めのものにしてます。これだと汗が移りにくいし腰回りの大きさに対して上半身を補正してくれます。
ちなみに和装ブラは使いません。
チャックがついているものにしたら痛いし痒いしダメでした。
お値段はタンクトップと同じくらい(2,000円〜5,000円くらい)なので試すのはありです。
これどうですか?といった下着の分からないところはLINEで受け付けています。
なんでもこちらからどうぞ。しょうもないことも、一旦通ってきた道なのでお答えできると思います。ヒートテックの下だけとかアリですか?とか。気になりません?
ヒートテックを着るかどうか迷うくらい着物になじんだ方なら、帯留も見ていってくださいね。
せっかく着物に興味が出て着てみたいと思ったのだから、着物用のジュエリーもぜひお迎えください。ネックレスの代わりに、おなかにキラメキを。
概念コーデ用に。またお守りアクセサリー用に。
着物はオシャレなだけじゃなく、悪いものから身を守る意味で模様を決めることもあるので、そういう意味で帯留にも隠れた意味を持たせるのが良いのです。