こんにちは!今日も今日とて着物を着てます、店主のアユカワです。
店主が着物を着る頻度はそんなに高くありません。
月に一度、茶道のお稽古のときにあわてて着るだけという日だってあります。
娘には「お母さんがお姫さまになる日なんだよ〜」とか何とか言って、バタバタと着替えています。おかげで七五三の着物も抵抗なく、鈴のついた草履を履いて頑張って歩いていました。えらい。
で、着物を着たい、できれば普段着にしたいけど、恥ずかしい、場違いな気がする、彼氏にやめてって言われるなどいろいろあります。
わかる。
わたしも同じようにビクビクします。
わたしは、決して着物が「普段着」なわけではありません。
先ほども書いたとおり、家では洋服で、出かけるときに着物を着る日がある、という程度です。寒い日にタートルネックの服を仕込むことはありますがフリルのシャツやプリーツスカートを着物に合わせることはありません。
「帯結ばない帯結び」はときどきやります。
黒留袖の会は興味あるけどたぶん行きません。
着物を普段着にする、とは
いくつか考え方があるじゃないかと思ってます。
①家で着て、ちょっとムフフと思いたい
普通に家で、Tシャツの代わりに着物を着る。なんかそういう生活に憧れるな〜と思っているくらいの人であるならば、ちょっと、アドバイスを。
たぶん着ません。めんどくさくて。
もしゼロから着物普段着生活を考えているなら、波平さんスタイルをおすすめします。
つまりメンズ着物を自分の身長に合わせて仕立て直し、帯も兵児帯(へこおび)を腰で巻く、というスタイルです。
これならあぐらも楽だし、書生さんみたいで素敵。
②外で会う友達に、着物着てる子だと自然に思われたい
これも憧れますよね。
ここで和洋MIXの着物を着られる人ならもう読まなくて良いです(最初から読んでないよね)
でも、何か言われたら恥ずかしいし、
え、どうしたの突然って言われそうだし、
なんて後ろ向きなことがたくさん思い浮かぶんですが…
心強い助言をします。
着物は、
歳を取るほど、
違和感がなくなる
そして
洋服は歳を取るほど着られるものが減るけど、
着物は歳を取るほど着られるものが増える
これです。
若いときに何でも似合っていた洋服がなぜかしっくりこなくなったとき、着物があるじゃないか!となるのです。
色も柄も洋服に比べたらめちゃくちゃなのに不思議ですよね。
だから大丈夫。
落ち込まないで、着ていきましょう!