こんにちは。
この記事は着物を着ると疲れるな、という人に向けて書いてます。
着物を着ると疲れるのは、普段動かしていない筋肉を使って立ったり歩いたりするからです。
しかもこの状態、着物を着た姿がキレイかどうかに直接関わります。
ちょっとこの画像を見てください。
これAI画像です。見た目は美しいですが肩に力が入っているような、すごいいかり肩に見えませんか?
どんなに顔がかわいくても、着物が素敵でも、身体がおとろえていると着姿は美しくならないんですね。
で、やることはふたつ。
- いかり肩と極端ななで肩をなおす
- 反り腰をなおす
です。
①いかり肩となで肩をなおす
いかり肩となで肩の構造はこうです。
もともと骨格がそうなんです、っていうなら別です。また着物はなで肩の方が良いとも言われますが、図を見てもらうとわかる通り、どっちにしろ筋肉が硬直しているか筋力が低下していて、その場所の違いによって変わってくる、というだけの話です。
だから運動とマッサージがとっても大切。
これをやっておかないと猫背にもつながっていくし、自信がないとかやる気がないように見えます。せっかく着物着てほめてほしいと思ったらなおしましょう。
②反り腰をなおす
いかり肩・なで肩でなければ背中の上の方に硬直がないので、一見すると姿勢が良く見えます。着物を着て座っていると特に、「姿勢いいですよね」なんて逆にほめられたりします。
が、そうじゃないことは自分で分かっているはず。
立っていてだんだん疲れてくると、反り腰出てきます。
原因はこれです。
腹筋が弱くてお腹と腰が前に出ちゃうのを抑えていられないんです。
このままの立ち姿でいると、尊大でだらしない感じに見えてしまいます。女子の着物姿でそれはちょっとないでしょう。
腹筋鍛えましょう。
店主アユカワは、肩はなで肩を通り越して肩の筋肉がぽっこり盛り上がり、腰はどこまでも反っています。
洋服から逃げてここまで着たのに、マジで着物が似合わないと思って愕然としました。
着物で疲れないために今やっていること
道のりは長いですが、今やっていることは- 肩甲骨の上部の癒着を本気で解消すること
- 腹横筋・腹直筋の下の方を鍛えること
- 背中全体をほぐすこと
の3つです。
肩こりも長年の悩みなのですが、ようやくここか?というポイントを見つけました。
1.肩甲骨の上部の癒着を解消する
肩甲骨の一番上の方って、硬くなった筋肉の中に骨が埋もれてどこか分かんなかったのですが、下の絵の体勢にすると骨がかろうじて出てくるので、そこをマッサージガンで揺すって震わせる。
老廃物もすごいので昔買ってしまい込んでいたReFaを引っ張りだして、手の届く範囲で皮膚をつまみ上げる。
めっっちゃ痛いです。
けど効果あります。
2.腹横筋・腹直筋を鍛える
腹筋鍛えるのは単純にやるだけ。
やり方なんて他でたくさん出てるので成果の出やすい方法を探しましょう。
3.背中全体をほぐす
背中全体のほぐしは、フォームローラー使っています。
寝る前に娘がディズニーのお話を読んでいる間、5分くらいで、布団に寝た状態で首から脚まで順番にゴロゴロゆさゆさ当てて揺らしていきます。
寝つきも良くなりました。おすすめ。
洋服が似合わないな、ってときもうすうす思ってましたが、それ、身体がまっすぐじゃなかったからだわ。
着物を着始めて完全に理解した、っていうか向き合わなきゃいけなくなりました。
時間かかりますが、試してみてくださいね。
反り腰なおると帯の角度が治るので、帯留も映えます。
よければ見てってください!