パラケルススの星座印章について:射手座①

パラケルススの星座印章について:射手座①

こんにちは。

パラケルススの星座印章の項は射手座に入りました。

それぞれちゃんと特徴があって面白い。需要はないかもしれないので、新しい帯留を作る前の準備運動をここでやっていると思ってみていてください。

 

 

This Sigil is to be made in the hour of the Suns ingress into Sagittary (which annually happens on the 12 or 13 day of November) on the first degree of the ingression: let it be signed in the hour of Jupiter, and applied in the same hour, the Moon encreasing. This is the second Seal, that I knew after long search and enquiry; and which, according to the Art that I profess, I have often used to the shame and scorn of my Adversaries, that they have stood amazed like Asses, and durst not open their mouths. There must be a silver Ring to hang it in, and it must be made of pure Tyrne [Tin], without addition of any other Metal; and to be worn and kept clean: But it must be left off in the time of Copulation, or else it loseth its virtue.

 

この印章は、太陽が射手座の第1度に入る時間(毎年 11 月 12 日または 13 日に起こります)に製作されます。木星の時間、そして月が満ちていく時間に刻印されます。

これは、わたしが信仰する芸術にしたがって長い間探し求めた末に知った第二の印章です。私は敵対者からの恥辱と軽蔑に慣れてきましたが、これを知って彼らはロバのように驚いて立ち尽くし、口を開こうともしませんでした。

 

それを吊るすための銀のリングがなければならず、それは他の金属を加えずに純粋な錫で作られていなければなりません。そしていつでもきれいにしておきます。しかし、性行為のときには外さなければならず、そうしないとその美徳が失われます。

 

 

 解説

 

太陽が射手座に入るとき、上弦の月のときにつくります。

木星の時間っていうのがよく分からない。

 

純粋な錫で作るそうです。銀のリングに吊るして身につけます。いつでもきれいにしておきます。

あと男女の愛の営みには弱いのだろうか。つけておかない方が良いそうですよ。

 

 

医者であり錬金術師であったパラケルススにとって、この印章が

  • どんな素材
  • 刻印
  • いつ作る
  • いつ身につける
  • どんな効果がある

これを確定するのはずいぶん時間がかかったことだろうと思います。何を調べたにせよ、確かに大変な作業だ。で、それをバカにしていた人たちを射手座の章をつかって罵っています。やめてやれ。

 

 

ということで射手座②に続きます。

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