新しいコインがうまく焼けなくて試行錯誤中です。&ENAMEL店主のアユカワです。引き続きやってきましょう。
Now we come to treat of Saturn and his progeny: this Seal is to be made of Gold; for Lead hath no operation with other Metals. There must be made a Ring of Copper; and together with the Seal, are both to be made in the hour when the Sun enters Capricorn, and is garthest distant from us; Let the Seal be engraven on the day and hour of Saturn, and when Saturn is in a good Aspect with some other Planet.
さて、私たちはサトゥルヌスとその子孫を扱います。
この印章は金で作られています。 鉛は他の金属とは作用しません。 銅の指輪を作らなければなりません。そして、印章と一緒に、太陽が山羊座に入り、私たちから最も遠くに離れたときに両方とも製作されます。
土星の日と時間、そして土星が他の惑星と良いアスペクトをとったときに、刻印しましょう。
It must be applied when the Moon is decreasing or diminished in light: but the hour of the Aspect, whether it be of the Moon or any other Planet, matters not. This Seal may vulgarly be called the Sigil of Favor. This Seal thoroughly heals the Itch or Scuff in the Thighs: Our Predecessors could not by Art finde out the Cure of this Disease, accounting it uncurable; when as this is the best way to Cure it, without any other means.
これは、月が欠けていくか、光が弱くなっているときに着用しなければなりません。しかし、アスペクトの時間は、それが月であろうと他の惑星であろうと関係ありません。 この印章は、俗に「恩寵の印章」と呼ばれることもあります。
この印章は太もものかゆみや擦り傷を完全に癒します。私たちの先人たちは、この病気が治癒不可能であると考えて、芸術によるこの病気の治療法を見つけることができませんでした。 これが他の手段を使わずにそれを治す最善の方法です。
前半はこのコインの作り方。
後半の文章は身につけておくべき時期と効能について書かれています。
一覧にしてまとめる予定です。
現代からしたらただ胡散臭いと思われるかもしれませんが、当時の人びとは本当にこれが効くと思ってお医者さんに薬を処方してもらいに行く感覚でいたわけですから。
この星座コインに関する章にはタイトルに「treatise」とあります。論文という意味です。荒唐無稽に感じても、この時代の医学論文だったわけです。