こんにちは、七宝焼きの帯留専門店&ENAMEL店主のアユカワです。
当店は「ハンドメイドと伝統工芸のあいだ」なんていうことも銘打ってブランド運営しています。
七宝焼は知れば知るほど「あいだ」にある素材。興味が尽きません。
さて、本日の話題は
&ENAMELの商品の箱と台紙について
細かすぎるネタ!
帯留は通常、桐箱におさめられていることが多いです。それは素材的に、虫食いの危険があって、防虫効果のある桐箱だとそれを防げるから、というのが主な理由。
けれど&ENAMELの帯留は七宝焼でできています。
七宝焼は、金銀銅などと、ガラス質の釉薬を超高温で焼いたもの。人工物なので虫食いの心配がなく、だから桐箱である必要がないのです。
で、紙の箱にしようと思ってブランド立ち上げのときにいろいろ調達しました。箱はなんとかなったので、補充のためせっせと紙を折って糊付けしています。
そう、箱はいいのです。
帯留の専用台紙って、売っていないんですよ。
ハンドメイド界隈ですと、
ピアス、ネックレス、ヘアピンなど、商品に合わせた台紙があります。
それに、ロゴなどの印刷を依頼したり追加で切れ込みを入れてもらったりしてストックしておくそうなのですが、
帯留の形ってあまりないので。
台紙も特殊です。なので、印刷までしてもらったあとは、手作りです。
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アユカワは基本が不器用なので、
こういう工作は不得意な方です。。。
台紙、ちょっと紙の端がボサボサだったりするかもしれませんが、必死にカッターで切ったんだな、と思っていただければ大変光栄に存じます。お願いします。
&ENAMELのロゴの背景を印刷して、1cm幅の切り込みをカッターで入れます。
その上に帯留が乗るように。
ピンクのラインは三分紐をイメージしていて、
帯の上に紐と帯留がある様子を表現しようとしています。
わざわざ結構な時間をかけて内職する必要があるか考えてみるのですが、
これもお客様と接する時間なんだよな…と思っています。
歪んだり跡がついたりしているものは外すのですが、もしそういった箱が届いてしまったらクレームを入れてくださいね!
帯留が届いた瞬間、
「どんな帯に合わせよう?」と
ワクワクしてくださることを願って☺
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