4月29日は「畳の日」。座らないと分からない着付けの大切さ

4月29日は「畳の日」。座らないと分からない着付けの大切さ

こんにちは、&ENAMEL店主のアユカワです。

ゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしょうか?知人に16連休をゲットして、一人で放浪のたびに出ようとしていて、しかもまだ奥様には言ってない、という方がいます。大丈夫なのかな。

商品の発送はGW中も休まず行います!

 

さて今日は4月29日、「昭和の日」、祝日です。

もともとは昭和天皇のご生誕の日であり、みどりの日を経て現在は昭和の日と呼ばれていますね。


最近畳に座ることもない、和室がないおうちも多いですが、今日は畳の日でもあるそうです。「みどりの日」にちなんで緑→イグサ→畳となったそうです。なんでもありですね。


 

 

💛着物で畳の上を「いざった」ことありますか? 

大河ドラマなどで見る、人が「いざる」姿。

いざるは「膝行する」つまり、

  • 正座をした状態で膝がしらをつけたまま移動する

  • あぐらをかいた状態で尻をつけたまま移動する

こういう動きのことです。同じ場所から移動せず身体の向きを変えることもありますね。


これ、実際に着物を着てやってみると、すごい着崩れすることを知っていますか?



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🩵とにかく裾が乱れる

上の写真で青い色の着物を着た人が、お客様にお茶碗を渡しています。(この役割の人は半東:はんとうといって、お茶を点てる亭主とお客様の間に入って手伝いをします)

この人は、お茶を点てた亭主から茶碗を受け取って、膝で「いざって」お客様の方に身体の向きを変えています。もしお客様が遠ければ、少し遠いところまで茶碗をうごかし、自分の身体の両横に拳をついて身体を前に出し、茶碗を動かし、また自分の身体を前に出し…としてお客様の目の前まで移動します。


お客様が飲み終わったら、また同じ動きをして亭主のところまで茶碗を返します。


この動きはとにかく裾が乱れます。


 

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💝着付けは超大事。とくに骨格ウェーブの人


ちょっと興味でお茶会に着物で行ってみたら着崩れて焦った、とならないように、畳に座る機会があるならその日はとくに着付けを頑張りましょう。衿なんか気にしてる場合じゃない。裾です。

  • 着物の下前をいつもより上に上げて腰ひもが緩まないようにしっかり結ぶ。

  • 大き目の着物を選ぶ。

  • 張りのある着物よりは柔らかくて少しストレッチが効く着物を選ぶ。


それでもだめならスクワット。

それを言っては…という感じですが、骨格ウェーブで上半身と下半身が別人なのではという体型の店主アユカワは、あまりに裾が乱れるのでついに決心しました。(3か月ぶりn回目)

太ももではなくお尻を鍛えるためのスクワットの動画を探して必死でやっている最中です。


太ももにそれなりの筋肉があり、その上にたっぷりの脂肪が乗っている方は、立っているときはまだ良いのに正座すると急に脚の体積が増えて着物を押し上げます。そのまま180°後方までいざってみてください。あっという間に裾が乱れるのです(私です)

もう、やるしかない。



オススメは野田クリスタルさんの紹介している自重スクワットです。


 

同じ民の方、一緒に頑張りましょう。



畳の話ではなかったですね!



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