こんにちは、&ENAMEL店主のアユカワです。
今日は新作のご案内。
潮騒のかけら、登場です!
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色がキレイで形が可愛いを表現したくて、ホタテとマンボウさんに来てもらいました。
夏の帯留です🫧🫧
形の可愛さを活かしつつ、夏の砂浜のキラキラと
その向こうに広がる大きな海の色を3種類。
マリンブルー・コバルトブルー・エメラルドブルーです。
これがホタテ
こっちがマンボウ
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いつも名前は迷いますが、
「潮騒のかけら」という響きに。
潮騒って、日本語独特のものらしいです。
「潮騒」は単なる「波の音」ではなくて、
・静かに寄せては返す、穏やかで規則的な音
・人の心にしみこむような、懐かしさや郷愁を誘う情景
・日常の中にある、自然の息づかい
こんなイメージ。
詩的でありながら日本人に深く根づいた感覚が気に入って、
今回の帯留に名付けました。
白い砂浜のために使った釉薬と海の色のために使った釉薬は、質がちがいます。
炉に入れている時間によって質感が変わるので今回はまた面白い発見をしながらの製作でした。
悲しいのはこれ、いつもに増して写真に色が乗りづらいことです。本当はもっときれいなのにな、私の技術がないばかりに…と思っています。
いやー、でもどうですか?
めちゃくちゃ可愛いと思うんですが。。。
モチーフは、異国の海のような色合いにして、ずいぶん夏らしい形になりました。
それに重ねた日本語ならではの情緒や奥行き。
爽やかな色合いながら、目立ちすぎるようなギラギラした感じを慎重に避けて作っています。雨にぬれても大丈夫。海に入ったら、金具部分は塩分で寂びてしまうので水で洗い流してきれいに拭いていただければOK。
こんなにお手入れが簡単な帯留も珍しいと思います!
そんなに目立たせなくてもいい。
分かる人に目を留めてもらえればいい。
今年はゆかたを着よう。少し前に買ったゆかたをアレンジして着てみよう。
なーんにも考えずに、自信たっぷりに着物やゆかたを着られる人なら、きっとこの帯留は必要ないんだと思います。
少しだけ勇気を出したい。
着物の柄はそこまで大胆じゃない。
弾けたいんじゃない。少し恋をしたいだけ。
それくらいの気持ちで着るゆかたに、きっとぴったり合うんだと思います。
よければコーディネートのワンポイントに加えてみてくださいね🫧🫧